oh!chanomart(オチャノマート)のブログ

最新号4号が現在発売中!オチャノマ+アートでオチャノマート。お茶の間で親子で作れるアート作品とそのレシピを紹介する雑誌。毎回「木で作る」「紙で作る」など素材を特集。他にも、特集にまつわるイラストレーターや、ミュージシャン、さらにはおじいちゃんやおばあちゃんの作品も紹介。子ども達の作品は美術作家の白井裕子が指導。

運動会で無くなったもの!

6月と言えば、みなさんは何をイメージしますか?
最近は、運動会が10月ではなく、6月に開催される小学校が多いみたいなので、
「運動会」という人もいるかと思います。

運動会の思い出といえば、どんなものがありますか?
かけっこや、騎馬戦、玉入れなど、いろいろあると思います。
中でも一番思い出に残ってるのが、お弁当という人も多いのではないでしょうか?
僕が子供の頃の昭和の運動会では、
お母さん達が、がんばって華やかなお弁当を作ってくれたものでした。
海苔巻きや、おいなりさんがならんで、唐揚げとか、ウインナーを華やかに盛りつけてくれて、
それはそれは楽しかったものです。
さらには500円分くらいのおやつは、もってきても良かったので、
それを友達に見せびらかしては、交換したり、ジュースなんかもぜんぜん飲んでOKでした。
しまいにはお父さん達が、ビールまで飲んで赤い顔で観戦していたり。
もうお祭り気分だったのが昭和の運動会のお弁当の風景だったと記憶しています。

ところがですよ。子供達にとって一番楽しいはずのお弁当の時間が、
最近は「無し」なんですよ!
理由はいろいろあるみたいなんです。
外で食べる人が熱中症になる恐れがあるとか。家族構成が様々で家族が来れない子供にも配慮するとか。
それならどうなるかというと、子供にお弁当を持たせてお昼になると子供達だけで教室で食べるんです。
その間親達はどうするかというと、体育館は開放してくれているので、
その中で親や、おじいちゃん、おばあちゃんだけで食べるんです。子供抜きで。
これはちょっとさみしい気もしましたね。
ハレの運動会だというのに、子供に「がんばったね~」
などの声もかけられずに、大人だけで食べるなんて。
子供達だって、一人分のお弁当を教室で食べるのなら、
普段の給食とあまり変わらないですよね。

親になってみたら、お弁当を準備するのはとても大変だということもわかったので、
それが無ければ、楽と言えば楽なんです。
各方面に配慮が必要なのも理解できます。
でもやっぱりお弁当無しの運動会はちょっと味気なかったですね。
何より子供達がせっかくの運動会なのに、ハレの日の気分が味わえないというのが、
もったいない気がします。

でも昭和の運動会ではビール飲んで酔っぱらって、
寝ちゃってるお父さんもけっこういて、子供の活躍を全然見てない!
なんてこともけっこうあって、
それもどうかと子供心に思ったりもしたものでしたけどね〜(笑)