oh!chanomart(オチャノマート)のブログ

最新号4号が現在発売中!オチャノマ+アートでオチャノマート。お茶の間で親子で作れるアート作品とそのレシピを紹介する雑誌。毎回「木で作る」「紙で作る」など素材を特集。他にも、特集にまつわるイラストレーターや、ミュージシャン、さらにはおじいちゃんやおばあちゃんの作品も紹介。子ども達の作品は美術作家の白井裕子が指導。

録画番組バイキング時代

年末年始に予約録画して撮りためた番組を見ている方も多いと思います。
この録画についてちょっとした悩みがあるんです。
子どもが、録画した『妖怪ウオッチ』や『仮面ライダー
なんかを見るんですが、とにかく繰り返し繰り返し
何度も何度も同じ番組を見ちゃうんですよ。

よくないな〜と思いつつ、
ダメ、と言う理由がいまいち思いつかないんですよ。

好きなものだけをいつでも食べれる、
バイキングを毎日食べているような感じで、
ちょっと親としては罪悪感があるんです。
(今ではヴュッフェスタイルといいますが、
世代的にバイキングの方がしっくりきます)

好きな唐揚げやデザートばかり食べさせているような感じというか。
自分の好きなもの以外に出会う機会が
減ってしまっている気がするんです。

自分の興味以外のものに出会う経験って
昔は自然とできていたと思うんです。
僕のような40代の親世代は小学校高学年くらいまで、
録画なんてものはできませんでしたし、
テレビも1個しかないから、
親や兄弟が見ているものを自然と目にしていたわけですよね。
そうすると、アニメだけでなく、
お父さんが見ている野球や相撲なども自然に目にして、
いろんなものに興味をもつことができたんです。

そういう経験を子供にもさせたいのですが、
録画ができちゃうから、
「見たい!見たい!」ってだだをこね出すと、
結局こっちが折れちゃうんですよね〜。
だって大人も大河ドラマとか録画で見てるわけですから、
ダメっていう理由が見つからないんですよね〜。

なんですけど、『妖怪ウオッチ』を見ているあいだは
静かにしてくれているので、
家事がはかどって助かるっちゃあたすかるので、
悩むところなんですよね。