カセットテープのデザイン
部屋を整理していたらカセットテープが出てきました。
中学生や高校生くらいの時にCDからテープへ録音していたものです。
当時の下手な字で歌手名や曲名が書いてありました。
友達なんかはステンシル(透明のシールにアルファベットが書いてあって、
こするとその文字が張り付く仕組み)でタイトルや歌手名を作っていて、
すごい奴は、ペンで色をつけたりして、凝っていたものです。
ただのカセットテープにそこまで凝って
自分のデザインにしていたというのは、
愛着はモノに宿っていたんだなと思いました。
音楽がダウンロードやiTunesになってから、
音楽が売れなくなったことに因果関係があるのかは、
わかりませんんが、
音楽には形がないからこそ、
それへの愛着を形として示す場所として、
カセットテープがあり、
レコードやCDのジャケットがあったのだと思いました。