書店員さんたちってすごいんだ!
最近、いろいろな書店に『オチャノマート』を
置いていただこうと営業にいっています。
いままでは、本や雑誌を作ることしか知らなかったのですが、
書店員さんたちが本屋で売ってくれているから、
本が売れるんだっていうあたりまえのことを実感しています。
現場でお客さんと直接触れ合って、本の並びや、
場所を決めることがどんなに大事なことか。
そして、書店でお客さんに本を手にとってもらうことが、
どんなに難しいことか。
デザインももちろん大事ですが、それだけじゃないんですよね。
どんなに美味しい野菜を農家の方が作っても、
それを八百屋さんやスーパーで、売る人が声をかけたり
ポップを作ったりしないと売れませんよね。
本も同じことなんだと思いました。
本や雑誌を人に伝えるというのは、とても長い道のりがあって、
そこに関わってくれる人によって支えられているんだと思いました。
この本を読むとさらにそれが身にしみます。
『傷だらけの店長 街の本屋24時』伊達雅彦・著(新潮社文庫)