oh!chanomart(オチャノマート)のブログ

最新号4号が現在発売中!オチャノマ+アートでオチャノマート。お茶の間で親子で作れるアート作品とそのレシピを紹介する雑誌。毎回「木で作る」「紙で作る」など素材を特集。他にも、特集にまつわるイラストレーターや、ミュージシャン、さらにはおじいちゃんやおばあちゃんの作品も紹介。子ども達の作品は美術作家の白井裕子が指導。

お盆で“こわい”?

お盆を過ぎましたが、実家に帰省した人もたくさんいたのではないでしょうか?

 

実家に帰ると、その土地その土地の方言があって、

それに戻って話したりするとなんだか落ち着いた気持ちになったりします。
でも、方言はだれもがわかる言葉じゃないんですよね。
僕の実家は北海道です。
言葉のイントネーションと発音も微妙に違うのですが、
単語でいくつか、標準語の人がまったく意味がわからないものがあります。
ちょっと『秘密のケンミンSHOW』っぽいですが紹介してみます。

 

カクショク=
食パンのことです。食パンが四角いからこういうのでしょうか?

 

ざんぎ=
鳥の唐揚げのこと。最近は居酒屋のつぼ八などで全国的にも広まったかもしれません。中国語から来ているとか、愛媛県今治では鳥の唐揚げを「せんざんき」と言うらしくそこから来ているなど諸説あるようです。

 

いづい=
痛いじゃなくて、なんとなく気になる感じ。「靴の中に小石が入って、なんかいづい」みたいな感じです。

 

こわい=
恐ろしいじゃないんです。体がこわばって、つかれて、だるい。みたいな感じです。
熱が出た時なんかに「いや〜体がこわくなってきた」と使います。

 

なげる=
捨てるの意味です。なので、ゴミは捨てるじゃやくて、ゴミを「なげる」といいます。

 

てぶくろを「はく」=
東京に行ってはじめて気がつきました。てぶくろは、「はめる」ものなんですね。
はくのは靴とか靴下とか、足に関するものですからね。でも、北海道では、手袋はなぜか「はく」なのす。

 

とんしゃ=
タクシーの事。なぜかはわからないです。高校生くらいの時にかっこつけて、タクシーの事をこう呼んでいました。当時の若者だけの言葉かもしれません。

 

このような言葉を、標準語だと思っていて、
東京でうっかり口にして「えっ?」と思われたこともしばしばです。

 

以上の言葉をすべて使って文章をつくるとどうなるか?
ちょっとやってみます。

 

「“とんしゃ”を呼ぶから、家の前で手袋を“はいて”、雪“なげ”してたら、なんか体が“こわく”なってきたから、熱あるかもしんないから元気だそうと思って、“カクショク”と“ざんぎ”食べたら、なんか口ん中が“いづい”な〜と思ってみたら鶏肉が挟まってたさ」

 

こんな感じでしょうか?
方言ははずかしいけど、なんか落ち着く不思議なものです。

 

 

 

ゴールデンウイークの風船問題

ゴールデンウイークが一段落しましたね。

連休で家族旅行や行楽を楽しむためには、

渋滞や行列などさけては通れないハードル

(渋滞を運転するお父さんや、遊園地で子どものために

ならんであげる親にとっては苦行ともいえる)

がありますよね。

その一つで、あまり取り上げられないものの中に風船問題があります。

たかが風船と思うかも知れませんが、なかなかこれが大問題なのです。

 

家族でショッピングや遊園地に行きますよね。

仮に、お父さんお母さん、子ども二人。
小学1年生の長男と、幼稚園の年中の娘としましょう。

歩いているとお店のお姉さんがにこやかに「風船あるよ~」と声をかけます。

風船を見ると子どもは「わーい風船だ!」と言って、ほぼ100%と欲しがります。

子どもはその後のことはまるで考えていませんが、

親には以下のパターンになることが目に見えているのです。

「手がふさがる→荷物がもてない→じゃま→だっこする時に絡まる→

イライラ→われる→泣く→泣き止まない→夫婦げんかになる→

しょうがないから代わりにおやつか小さいオモチャを買わされる」

行楽地ですれ違う家族連れが風船をもっている一瞬一瞬は楽しそうかもしれませんが、

その後このドラマが各家庭で必ず行われているはずなんです。

 

一番たちが悪いのは、遊び始めた最初の段階で風船をもらってしまう時ですね。

なにしろ、一日中風船をもって歩かなければならないのですから。

さらに、屋外なら、風に飛ばされたり、ヒモが木にひっかかったり、

かといってカバンにしまうわけにもいかず、とにかくじゃまなんです。

 

これだけじゃまなのにも関わらず、

子どもに「風船欲しい」と言われて「ダメ」とは

言えないですよね、親としては。

だから、顔で笑って心で泣きながら風船をもらっているんです。

本当は心の中ではお店のお姉さんに

「そんなに子どもに風船すすめないでください」と言いたいんです。

「その風船をもらった後で、壮絶なドラマが展開されるが、

それをわかってて君は笑顔でその風船を僕らにわたすんだね」と言いたいのです。

 

家に帰って、運良く無事に持ち帰ることができた、

しぼんだ風船がリビングに浮かんでいるのを見ると、

ゴールデンウイークという戦いを無事に乗り切った戦友にふと見えたりしますが、

やっぱり、じゃまなものはじゃまなんです。

 

 

しつけとしてのサンタさん

開けましておめでとうございます。
オチャノマート今年もがんばってまいります!

ところで、年末の話になりますが、
クリスマスのサンタさんを
みなさんは子どもに信じさせていますか?
僕の家は一応サンタさんはいるってことになっていて、
夜、子どもが寝ている間に枕元にこっそりプレゼントを
置いたりしています。

ここまでは子どもに夢を持たそう
という親の思いではありますが、
それまでの間は、サンタさんを
都合よく「しつけ」として利用させてもらているのが
現状です。

子どもが食事中にいらずらしてたら、
「そんな事していたら、サンタさん来ないかもよ?」
お風呂入りたくないとぐずれば
「サンタさんは空からちゃんと見ているから、お風呂入んなさい!」

などなど、11月後半から、12月にかけては、
サンタさんを利用した「しつけ」がバンバン出てきます。
もはや、「鬼が来るよ!」とか「もったいないおばけがでるよ!」
と同じレベルの使い方ですよね。

これじゃあ、なんだか「夢」もなにも
あったもんじゃない(笑)
でも、子どもがある程度大きくなるまでは
きっちり「しつけとしてのサンタさん」を
使わせてもらうつもりです(笑)

2号で取材させていただいた加藤千晶さんのミニアルバムが発売になりました!

2号で取材させていただいた
加藤千晶さんのミニアルバムが発売になりました!
優しい歌声と跳ねたリズムがとっても楽しいアルバムでした!
5曲がギュッと詰まった感じで、まるで加藤さんのライブのような感じです。
みんなの歌で人気の「ほっとけーきはすてき」も入っています。
しかも「ほっとけーきはすてき」はカラオケもあるので
親子で歌うことも出来ますよ!
ジャケットのイラストもかわいい!

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展示に来て頂いた方々ありがとうございました!

宮崎で行われていたZin it 
千駄ヶ谷


Laundry Graphics Gallery - Zine展

 

で行われていたZine展
にお越し下さったみなさま、ご購入頂いたみなさま
ありがとうございました!

買っていただけるというのは、
本当に嬉しいです。
どこかに読者の方がいると感じられるだけで、
次号を作る原動力になります。

いつか、読者の方とも交流をもてると嬉しいなと思っております!

 

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3号完成しました!

ずいぶん長らくお待たせしました。
ついに3号が完成しました。
結局年末になってしまい、
ご協力いただいたみなさま
にはご迷惑をおかけしました。

でも、おかげさまで、
みなさんのご協力で、
楽しい感じでバージョンアップできたと
思っております。

これから、随時お店に置かせていただいたり、
通販もありますので、
よろしくお願い致します!

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オチャノマート3号まもなく完成です!

オチャノマート3号まもなく完成しそうです。

ご協力いただいたみなさまには、

本当にお世話になりました。

ありがとうございました!

 

紙の雑誌は消えてゆく運命で、

電子書籍にとってかわられるなんて言われていますが、

やっぱり僕は紙の雑誌が好きなんです。

だから、今回は紙の雑誌にできることを意識して作りました。

 

1 情報はいらない、感覚の共有

2 とにかく楽しくカラフルな誌面

 

以上の二つを意識しました。

 

1 ですが、情報は、ネットの方が速いですし、個人の雑誌が追いつけるわけもありません。

そこで、こんな子どもの作品がかわいいよね、こんなことで笑えるよねなど、同じ感覚を共有する

ことに紙の雑誌の利点があるのかなと思いました。

 

2 デザインに関してはネットにはある程度決まったフォーマットがあります。シンプルなデザインの方が情報を整理しやすいからです。その点、紙のデザインの方がより自由にできます。ですから、整理されたシンプルなデザインというよりも、見て「楽しい」ということを重視しました。

 

とにかく、子どもたちの作品、ご登場いただいた、みはに工房さんや、寺尾紗穂さんなど、みなさんが魅力的に感じていただければ、それが何よりだと思っております。

 

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