oh!chanomart(オチャノマート)のブログ

最新号4号が現在発売中!オチャノマ+アートでオチャノマート。お茶の間で親子で作れるアート作品とそのレシピを紹介する雑誌。毎回「木で作る」「紙で作る」など素材を特集。他にも、特集にまつわるイラストレーターや、ミュージシャン、さらにはおじいちゃんやおばあちゃんの作品も紹介。子ども達の作品は美術作家の白井裕子が指導。

今年も、楽しい誌面を目指してがんばりたいと思います!

あけましておめでとうございます。

 

昨年は、たくさんの方のお力をお借りして、

オチャノマートの2号を発表することができました。

ありがとうございました。

 

今年も、楽しい誌面を目指してがんばりたいと思います。

よろしくお願いします。

 

みなさん年賀状はもう、だいたい届きましたか?

子どもの頃、年賀状を書くのがちょっとつらかったのを思い出します。

当時は手描きでしたので、送る枚数は限られる。

クラス全員に出すのは大変すぎる。

かといって、限られた人に出すのも、なんというか優劣をつけるようで。。。

結局、仲のいい人数人に出すのですが、

それも、こっちが仲がいいと思っていても、むこうはそうでもないかも。。。

などど、考えているうちにちょっとつらくなったものでした。

八方美人なだけなんですが。

今でこそ、SNSで、人間関係や交友関係が目に見えるようになりましたが、

年賀状は、人間関係を可視化する元祖だった気がします。

 

人間関係やコミュニケーションは、

あまり目に見えない方が、個人的には楽だな〜と思います。

そういったものは形がなくて、

なんとなく感じているくらいがちょうどいいのかなと思うのです。

 

そういう意味では、僕たちが作っている

雑誌というメディアは読者の反応が目に見えないのが、

 

ある意味いいところだと思います。

一方的といえばそうですが、

受け取ったメッセージや面白さにすぐには反応しなくても、

じっくりと熟成させて、読者の中に残っていくのも、

一つのコミュニケーションだと思うのです。

 

とはいいながら、フェイスブックで「いいね!」が増えたら、

やっぱり嬉しいですけどね(笑)

 

年始めに年賀状を見ながららそんなことを考えました。

f:id:ohchanomart:20140109145853j:plain

 

 

家にある、愛すべきお宝!?

オチャノマートの連載で、

「木のお宝図鑑」「金属のお宝図鑑」という連載企画があります。

 

誰からもらったのか、自分で買ったのかよく分からないけど、

とにかくずっとそこにある置物や飾りってありませんんか?

人生それなりに生きていると、

よくわからないいろんなものが家にどんどんたまっていってしまいますよね~。

 

世の中は断捨離が流行っていますが、

僕はやりたい、けどできない、の繰り返しですね。

なかなか捨てられないんですよね~。

子どもの仮面ライダーのオモチャとか、

親が日光で買ってきたひょうたんの飾りとか、

そいうものと折り合いをつけて生活するしかないんですよね。

 

時々、雑誌で紹介されるインテリアにこだわったシンプルで素敵な生活を見て、

それができていない、自分に自己嫌悪したりしますが、

でも、せっかくなんで、どうせなら

そんな置物や飾りを愛でて、楽しもうというのが

「木のお宝図鑑」「金属のお宝図鑑」の企画なんです。

 

ぜひ、みなさんの家のお宝もいつか見てみたいです。

 

 

女子の特殊能力?

ゴム跳び、鉄棒、一輪車、縄跳び。

共通するのは何でしょうか?

答えは女子が良くやって、しかもすごい能力を発揮する

遊びってことです。

 

鉄棒をぐるんぐるん回ったり、

一輪車をすいすい乗りこなしたり、

なぜか、ああいったものが得意なのは

いつも女子でした。

 

あれは女子の特殊能力なのでしょうか?

いつも、すげーなと思いながら観ていました。

 

そんな昔の遊びが、たくさん紹介されているのが、

『子どもの遊び黄金時代

~70年代の外遊び・家遊び・教室あそび』

初見見一・著(光文社新書

です。

 

昔の遊びって他愛もないというか、

しょーもないというか、

でも、そういう遊びって楽しかったですよね。

 

オチャノマートでも「軍艦ジャンケン」や、

「金属のおもちゃ」などを紹介しましたが、

雑誌全体としても、昔の遊びがもっているような、

しょーもなさというか、

結果や成果もともめない楽しさ。

みたいな雰囲気がかもし出されたらいいなと思っています。

 

お得な情報や為になることは載っていないけど、

ちょっと笑えて、ちょっと嬉しくなるような、

そんな雑誌を目指したいです。

このコップみんなで水色に塗ろうね!?

ある友人が「このコップみんなで水色に塗ろうね!」といい出しました。

 

それは、中学の美術の授業で静物画を水彩で描いていた時のことでした。

モチーフはナスやトマトなどの野菜とガラスのコップでした。

4〜5人のグループでテーブルの中央にあるモチーフを囲んでを描いていました。

おもむろに、ある友人が「このコップみんなで水色に塗ろうね」といい出しました。

僕は「そうだね〜」なんていいながら、熱中しているうちに、

コップの透けた背景が暗かったので紫色でコップを塗っていました。

すると「あ〜、こいつ、みんなでコップ水色で塗ろうっていったのに〜、

なんか紫色で塗ってる〜」と言い出しました。

「え〜」と僕は心の中で思いました。

まさか、みんな本当にコップを水色だけで塗っているの?

別に、そんなの何色で塗ったって、いいんじゃない?

だって美術の授業なんだからさ。

なんだっていいんじゃない?

と思っていました。

 

でも、違ったんですね。

みんなは、同じように描くということに、安心感があるんですね。

もしくは、違うように描くというのが、すごく怖いんですね。

自分が個性的だというつもりはないですし、

そんなに芸術家ぶって紫色に塗ったわけではなくて、

ただ夢中で描いていたらそうなっただけなのですが、

それすらも他人との違いとして指摘してしまう、

そんな雰囲気がすごく窮屈だったことを、覚えています。

だって30代のおじさんがいまだに覚えているんですから、

よっぽどですよ。

 

日本の美術の教育がなっとらん!

などと言うつもりはありませんが、

本来ものを作るというのは自由で、

好きなことをやればいいんだと思うんです。

そして、それが楽しいと思うんです。

ただでさえ、制服や、校則やいろんな決まりの中で、

息苦しいんですから、美術の時間くらい、

何やったっていいと思うんです。

でも、どうしても学校の中では、

他人の目を気にしたりして、

好きなようにできない雰囲気があるのも事実だと思います。

 

だから、オチャノマートのワークショップでは

少しでも自由で楽しい気持ちや雰囲気を、味わって欲しいし、

誌面でもそれを表現したいといつも思っているのです。

 

オチャノマートでは、

コップなんか何色で塗っても、例え赤色で塗ったとしても、

それはそれで、自由で面白い表現だと思っているのです。

 

 

書店員さんたちってすごいんだ!

最近、いろいろな書店に『オチャノマート』を
置いていただこうと営業にいっています。
いままでは、本や雑誌を作ることしか知らなかったのですが、
書店員さんたちが本屋で売ってくれているから、
本が売れるんだっていうあたりまえのことを実感しています。
現場でお客さんと直接触れ合って、本の並びや、
場所を決めることがどんなに大事なことか。
そして、書店でお客さんに本を手にとってもらうことが、
どんなに難しいことか。
デザインももちろん大事ですが、それだけじゃないんですよね。
どんなに美味しい野菜を農家の方が作っても、
それを八百屋さんやスーパーで、売る人が声をかけたり
ポップを作ったりしないと売れませんよね。
本も同じことなんだと思いました。
本や雑誌を人に伝えるというのは、とても長い道のりがあって、
そこに関わってくれる人によって支えられているんだと思いました。

この本を読むとさらにそれが身にしみます。
『傷だらけの店長 街の本屋24時』伊達雅彦・著(新潮社文庫)

THE TOKYO ART BOOK FAIRに出展してきました。

92123日までTHE TOKYO ART BOOK FAIRに出展してきました。

大盛況で沢山の方にお会いしました。

オチャノマートの売り上げも上々でした。

オチャノマートをご購入していただける方にも、

ある特徴があると思いました。

ほとんどのみなさんはパラっと見て通り過ぎていくのですが、

興味のある方はちょっと離れていても、目にとまると、

吸い寄せられるように近づいていらっしゃいます。

子どもの作品や、オチャノマートの雰囲気が、

好きな方にとってはピーンと来ているじゃないでしょうか?

なんて、ちょっと自信過剰ですね。

でも、ご購入された方とはそれぞれにいろんな、

お話もできて、嬉しかったです。

楽しく読んでいただくのを祈るばかりです。

ぜひ、また来年もパワーアップして、

出展したいと思っています!

f:id:ohchanomart:20130924170700j:plain

f:id:ohchanomart:20130924170654j:plain

 

吉祥寺の本屋さん「百年」で、 オチャノマートを販売です!!

吉祥寺のセレクトブックショップ「百年」で、
オチャノマートを販売していただけることになりました!!
にじ画廊の隣で、いつも寄っていたので嬉しいです!
吉祥寺に遊びに行った時は、ぜひ、のぞいてみて下さいね!
http://www.100hyakunen.com/